シラフで死ねるかっ。~酔い闇の映画祭り~

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地獄でなぜ悪い(ネタバレなし)

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こんばんワインヽ( ̄▽ ̄)ノ
 
あ、呑んでません!←これ、重要。
 
一時、呼吸するのもしんどいくらい生きづらい時期があった。
 
その時にこの星野源が歌う「地獄でなぜ悪い」に救われた。
 
綺麗なもの、完全なものを追い求めるより、
 
人生、地獄でなぜ悪い!と開き直れた。
 
歌詞は多少、過激ですが、私には限りない慈愛に満ちた大切な歌になりました。
 
ま、湿っぽいことは抜きにして、ハイテンションで語ろうぜ!!!!!!
 
 
 
【勝手に星付け@映画】 
 
 
地獄でなぜ悪い ★★☆☆☆ 
 
 
あらすじ→対立するふたりの男を中心に女優(くずれ)と映画監督(くずれ)と通りすがりの普通の男(家電オタク)が絡み合い、生まれるはずのない愛情とパッションがほとばしる! 
このとんでもない世界観を体現するのは國村隼堤真一二階堂ふみ友近長谷川博己星野源坂口拓。日本映画界を支える名優、園組常連、まさかのキャスティングで贈るバイオレンス・アクション・ラブコメディが誕生いたします!(Amazon様からペペッと)
 
 
 
 
星野源が見たくて、星野源が見たくて、ただ星野源が見たくて借りました。 
 
刑務所に入ってる組長の妻のために、娘を主演にした映画を作ろうとヤクザたちと映画バカがタッグを組んで奮闘する群像劇。 
 
ヤクザの熱さと映画バカたちの熱さが方向性は違えど、もうあっちくてあっちくて敵わん! 
 
よく練られた脚本で、要所要所に小ネタも仕込まれてるし、伏線がちゃんと回収されていく過程は笑えるし、 
 
こう来たかぁ!という意外性もあるし、お約束通りの展開も楽しめた。 
 
テンポもよく、映画というより舞台的な設定も面白い。 
 
けど、序盤が長い……長すぎる! 本筋に入るまでに尺の2/3は消化しとるやないけ! 
 
短いカットで緩急がなくこれでもかと押しまくるなら、 
 
せめて90分くらいの尺にしてくれないとつらいところ。 
 
昔、芝居をやっていた者として身につまされるようなセリフがたくさんあって、 
 
ぐさぐさっと来るシーンも多々………(´-ω-`)チーン。 
 
主要キャスト(特に堤真一と長谷川博巳)はよかったものの、脇を固めるキャストにはちょっと疑問が…………。 
 
芝居が上手な人と下手な人の差がはっきりしすぎてて、もっと細かいとこまで作り込んでほしかったな。 
 
なんとなくだけど…………筧利夫がキャストに入ってたら面白い気がした。