シラフで死ねるかっ。~酔い闇の映画祭り~

映画レビューを書いてます。たまにネタバレ。たまに毒。たまに涙。

セブンサイコパス(ネタバレなし)

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変態映画を攻めていく日曜日。
 
まぁ、これはサイコパスを扱ってるんだけど、サイコパスっていうより軽めの変態集団という方が正しいかと!
 
頭からっぽで観れるお馬鹿映画です!
 
ちょい役で美味しいとこをさらってく壁際のウォーケン君ことクリストファー・ウォーケンをぜひお楽しみに!
 
 
 
【勝手に星付け@映画】 
 
 
 
・セブンサイコパス ★★★☆☆ 
 
 
 
 
さらにあらすじ→脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は「セブン・サイコパス」という新作映画の台本の執筆を依頼されているが、締め切りはとうに過ぎ、執筆作業はまったく進まない。友人のビリー(サム・ロックウェル)は彼を助けようと、無断で新聞にネタ集めのため「サイコパス募集」の広告を載せる。(Wikipediaより抜粋)。 
 
 
 
なんだろう、B級っていっていいのかな?B級だよね?うん、B級だ!!!! 
 
そんな結論に至った1本。 
 
いやぁ、面白かった!!!!! 
 
頭を空っぽにして観るのがちょうどいい。 
 
空っぽにして観るのがちょうどいいけど、やけに作りは丁寧で説明的。 
 
それ故に、アレとソレが一緒の人だったの?え?それともアレとコレが一緒? ん?んー?となるから、もうちょっと分かりやすく描いてほしいシーンもあり。 
 
セブンサイコパスっていうタイトル通りに、7人のサイコパスがでてくるけど、実際は7人じゃなかったり、
 
とにかくとにかく頭がアレな人がたくさん出てくる。 
 
アメリカ的サイコパスじゃなくて、イギリス的サイコパス。 
 
だからなんだか可愛いし、笑っちゃう。 
 
可愛いサイコパスたちにつっこみどころもたくさん、いろんなアイデアぶちこんでブラックユーモア全開! 
 
脚本家のマーティンが構想を練るシナリオ通りに本編も進むっていう亜流二重構造になってるのも良い! 
 
ラスト、たくさんの経験から大人の階段を1つ昇ったマーティンに与えられる"許し"もよく効いてた。 
 
できたら黒人女性二人のサイドストーリーをスピンオフで作ってくれたらいいなぁ。 
 
あれだけで1本作れちゃうもの。 
 
エヴァリー同様、荒唐無稽だけどなぜかクセになる映画でした。 
 
面白かったぁ。