シラフで死ねるかっ。~酔い闇の映画祭り~

映画レビューを書いてます。たまにネタバレ。たまに毒。たまに涙。

2017年度のベスト映画10を発表(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★

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【勝手に星付け@映画】

2017年度の映画ベスト10~!

(レンタルした旧作がほとんとです!)

皆様の年末の2017年ベスト映画投稿を読んで焦りを感じつつも…………空気を読まずに新年度にUPいたします。

お付き合いいただけましたならば、ありがたいです〇┓ ペコリ。

尚、完全なる私見なので苦情は慎んで拒否いたしまーすッ!

☆ベスト10☆

1位・これは文句なしの★5つ!

仕立て屋の恋」(100点!)

愛する女をただひたすらに窓越しに見つめ続ける孤高の変態紳士イールの切ないラブストーリー。

また彼の孤独に唯一寄り添い、また唯一理解したシロネズミちゃんたちとのハートウォーミングなペット映画でもあります!

変態紳士とは、変態である前に紳士である。

彼の辿った運命に暗澹たる気持ちになりつつも、爆発的爽快感が味わえるラストとのコントラストも含めて、最高な1本でした!

2位「トークトゥハー」 ★5つ(98点)

意識不明の愛する女をただひたすらに介護し続ける孤独な変態紳士ベニグノの切ないラブストーリー。(←どっかで見かけた文章だけど気にしない!)

賛否両論なのは分かりつつも、私はベニグノを擁護するねッ!

罪は罪として許しがたい物がある。

あるけれども!

少なくとも彼が抱えていた"孤独"は許されてもいいだろうと思う。

減点ポイントは、劇中映画があまりにもグロかったこと!

3位「わたしを離さないで」★5つ(93点)

カズオ・イシグロの傑作SF小説を映画化したら、傑作ラブ&ヒューマンドラマになった!

どうも2017年度のキーワードは「孤独」だったように思う。

仕立て屋~…もトークトゥハーもガツン!とは来たけど、涙は出なかった。

けどこれは、泣きました。号泣。

救いようがないつらい作品だけども、

ラスト、柵の外側に立つ彼女がつぶやく全ての"提供者"たちの想いが込められた台詞にどこかで救われた気持ちになりました。

4位「モーリス」★5つ(90点)

この辺りからは駆け足で~!

言わずと知れた名作ゲイ映画。

おヒュー様といったら、モーリス!と断言できるくらい素晴らしかった!

5位「孤島の王」★4つ(89点)

マイナーなんですけどねー、マイナーなんですけど、すんごく面白い!

マグダレンの祈り」の少年版。

反乱のきっかけがやんちゃ坊主ではなく優等生というところがこの作品の肝!

北欧系の闇映画好きな方にはおすすめします!

尚、寒冷地描写鑑定人といたしましては、本作の寒冷地描写には100点満点中の200点をつけたいと思います!

6位「WOODJOB」★4つ(87点)

ベスト10に入った唯一の邦画!

ビーヘーさえ出てなけりゃ、4位くらいだったかも!

7位「女神は二度微笑む」★4つ(86点)

踊らない歌わないインド映画の良質ミステリー!

これはよく出来てました!どんでん返しにポカーン………(゚ー゚)

異様な存在感を放つキモキモ殺し屋のおじさんには、個人的に★100個!

8位「シェアハウスウィズヴァンパイア」★4つ(84点)

ヴァンパイアがシェアハウスしてたら?というモキュンメンタリー映画。

ヴァンパイア有る有るには、大爆笑せた、最後はホロッと………ヴァンパイア映画No.1と勝手に決定!

9位「選挙の勝ち方教えます」★4つ(83点)

これぞエンタメ!これぞ映画!これぞカタルシス

発展途上国の選挙を巡るあれやこれや!で、サンドラ・ブロックあっぱれ!で、人間模様がめちゃくちゃなんだけど、爽快感は半端ない!

10位「バルフィ!人生に唄えば」★4つ(81点)

ザ☆歌って踊るインド映画!

pkもよかったけど、あのなんとかうまいこと言ってやろう的なノリにどうも馴染めなかった私。

バルフィ!は良かったですよー。

現在と過去をいったりきたりしながら、

とある誘拐事件の謎解きと、口がきけない主人公、自閉症の少女、裕福な家の娘との三角関係を巡るミステリー。

まず主役の二人がほとんど喋らない!手話もあるけど、字幕はなし!

それでも「愛さえあれば言葉がなくても心は通じる」という主役のバルフィの台詞通り、

三人の気持ちはちゃんと観てる側にも伝わるんですねー。

たくさんの名画のオマージュも散りばめられていて、全く飽きない!

バルフィ役の俳優は、チャップリンキートンを演技を研究し、表情や仕草で感情を伝える術を学んだそうです。

彼の演技は必見です(*´ω`*)♪

以上、2017年度のベスト映画10を発表させていただきましたー。

今、振り返ると幸福の罪や、フルメタルジャケットや、ペーパーマンとかペーパーマンとかペーパーマンとか…、

あとペーパーマンとか!

ベスト10に入れてもいいかなって映画はたくさんありましたが、やはりその映画を観た当時に感じた気持ちを大事にしました!

長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!