ギルバートグレイブ(ネタバレなし)
ストーリーはいかにも爽やかな青春ものなのに、どう頑張ってもデップが爽やかな青年には見えないのだよッ!
何かしらエロいんだよ、デップ。
あの眼差しと上唇がいかんのだと思うんだけどね。
特に上唇。
【勝手に星付け@映画】
ギルバートグレイブ ★★★★☆
あらすじ→ジョニー・デップ主演のドラマ。中西部の田舎町を舞台に、よろずやの店員がトレーラーハウスで祖母と旅を続ける少女と出会い、自己の生活を見つめ直していく姿を描く。
閉塞感で息が詰まりそうになってギルバートグレイブを見たら、さらに息が詰まりそうになったでござる(´-ω-`)
最後はすかっとしたからよかったものの、気分が晴れない時に観たらいけない映画だと思った。
ギルバートのどこにも行けるのにどこにも行けない生き方と、それでもなんとか妥協して受け入れている苦しさが伝わってきた。
でも、なんだかなぁ………この作品にジョニー・デップって必要だったかな。
違う俳優さんで観たかった気がする。 なんていうか………エロすぎるんだ(゜ー゜)
ジュリエット・ルイスの一見、儚げで頼りなさそうなのに、
どこにも行かない自由を敢えてどこでも行ける自由に変えた芯の強さが光る芝居もよかった。
そして、そして、 デップを食わんばかりのレオの名演は素晴らしいッ!!
レオは若い頃の方が断然イイ!!!
家を燃やしたことに是々非々あるけれど、
あの家は幸せな家族の象徴でもある反面、
ギルバートたちの"どこにもいけない"象徴であり、束縛や呪詛でもあったはず。
愛してるけど同時に憎んでもいる。
その矛盾に、ギルバートたちは生きづらさを感じていた気がする。
だから、あれは破壊されなければならなかった。